みなさんは今の職場に不満はありませんか?
無い方はとても恵まれてますね!
ですが今の職場で楽しく過ごされている方も
「もっとこういう人生もありかな」
「今転職をするならどういう選択がいいだろう?」
「居心地は良いけど、もっと成長したい」
こんな思いを持っていたりしませんか?
そんな方に今回は転職前の思考を整理する為の要点ををお伝えしますので
みなさんの考えと照らし合わせてみてはいかがでしょうか?
- どんな不満があって、原因はなんだろうか?
- 違う職場であれば改善できるのか
- 次職に就く為に何が必要なのか
- スキルはどのようにして手に入れていくのか
- 転職後に辿る「成長」の形
なぜ今の職場ではいけないのか?
どんな不満があって、原因はなんだろうか?
あなたはどういったことから現在の環境に不満を持つようになったのでしょうか?
「自分の能力が発揮できない」
「もっとチャレンジ出来る会社で働きたい」
「どうしても人間関係がうまくいかない」
様々な理由があると思いますが、
自分が本当に求めている願望はどれなのか。
次の会社に求めていることはどういったことかを具体的にさせておきましょう。
それに付随する問題でどんな事が妥協できるのかも重要です。
違う職場であれば改善できるのか
今の環境を変化させれば現状の問題が改善出来る保証はあるのでしょうか。
- 給料
- 労働時間
- 人間関係
- 働く場所(部署)
転職によって変化させたいことは上記が主な内容ではないでしょうか。
これらの改善はどのような変化を生むかというと
給料
→生活費用、老後資金、子供の学費、モチベーションup
時間
→新しい事へのチャレンジ、十分な休息、家族との時間
人間関係
→心的ストレスの緩和、仕事への価値観や取り組み方、人脈の広がり
働く場所(部署)
→自分のまわりの環境(作業スペース・ツール・騒音)、通勤ストレス、集中力
このように様々な内容がありますが、
次の職場ではどのくらいの改善が図れるでしょうか。
全て叶えることはなかなか難しいので、
最低限の条件を考慮して考えていくと良いでしょう。
給与
→【例】生活費と貯蓄を合わせてマイナスにならない、~までに○○貯めれる可能性があるか
稼働時間
→【例】実働は12時間以内に抑えたい(睡眠時間やプライベートの確保)、残業はほとんど無い
人間関係
→【例】年の近い従業員がいる、密な交流がない、会社の価値観
働く場所(部署)
→【例】転居は可能、通勤時間30分以内、実際の雰囲気(部署内を少し見学してみる)
このような事であれば採用、就職までに調べられると思いますので、しっかりと自己調査、面接で確認しておきましょう。
最低限の条件に当てはまらない、回答が曖昧な場合は切るとはっきり決める基準を持つことが大事です。
次職に就く為に何が必要なのか
必要スキルや業界への知見を深めることも大事ですが、
そのほかに「自己分析」をしておくことも大事です。
今の自分と理想の将来像を近づける為にどんな方法があるのか。
何を学んで、どんなことを経験していきたいのか考えをまとめておきましょう。
採用に繋げるには
①業界を学ぶ
書籍や動画サイトなどで徹底的に業界を知りましょう。
あなたが行おうとしていることにどれくらいの需要があるのか。
ライバルはどれくらいいるのか、あなたが出来ること何か。
②実際に体験しておく
ポジティブな印象だけでなく実際のデメリットも体験しておくとよいでしょう。
「こんなに時間と手間がかかるとは思わなかった」
「ここが辛いポイントだなんて盲点だった」
このようなギャップを生まないためにも
未経験ならなおさら、出来る範囲まで事前に体験・下調べしておくことで
面接時に理解があると伝えれるでしょう。
③勝負できる場所を知っておく
業界の内容を把握できたのであれば、あなたの強みを知っておきましょう。
「需要の多いこの作業に経験がある」
「前職の経験からこの作業の効率化が出来る」
たとえ未経験でも「この作業が大変だと思いますが、早急に対応出来る様に現在ここまで理解しています」と
業界への理解を示すだけでも印象が変わります。
自己理解を深めておきましょう。
どのようなスキルを手に入れていくのか
皆さんが「成長したい」「自分を変えたい」と思うときには必ず「理由」があります。
どんなスキルを手に入れる場合でも、ここを曖昧にしたままだと
積み上がらないスキルも混ぜながらの進行になってしまい、
「本当になりたい自分」がブレてしまったり、目標の到達までにかなりの時間を要します。
皆さんが「なぜこうなりたいのか」「スキルをどんな事に活用させたいのか」
「本当に必要なものか」をまずははっきりさせた上でこれからの道筋を考えていかなければなりません。
その事を踏まえて、
今(次)の職場でどのように効率よく自分を成長させていけるのか。
今の自分にとってどんな職場環境が必要なのかを考えていきましょう!
転職後に辿る「成長」の形
あなたは転職後にどのようにスキルを取得していく予定でしょうか?
会社で成長していく場合、主に3つのパターンが考えられます。
「3つのキャリアプラン」
① 「キャリアアップ型」
管理職を目指し、裁量権を増やすことで出来る経験を増やしていくやり方です。
「プレーヤー」→「リーダー」→「マネージメント(管理職)」と
段階を踏んで経験できることのレベルを上げていき、自己成長に繋げます。
時間がかかりますが、その分他も手に入れにくい価値が生まれるでしょう。
② 「幅広型」
積極的にいろんな部署を経験したり、転職していくことで
自分に最適なフィールドを見つけることに注力します。
たとえ上手くいかなくても、いずれ繋がりが出来るよう関連性の高いものを選んでくと
他の人間と同じ仕事であっても多様な動きが生まれ、勝負所での強みが増します。
③ 専門自立型
特定分野について振り切ることで最短で自己成長に繋げていくことが出来ます。
自身の特徴を生かしたり、独立を目指す方にとっては良い選択でしょう。
専門型は横へのキャリア形成が難しく感じる方もいると思いますが、
柱がしっかりしていることで、幅を広げる際にそちらに手を付けやすい側面もありますので
選択としては悪くないと思います。
これらを踏まえてあなたが
今後どのようにキャリアを歩むべきか、
どのような人間になりたいのかをしっかりと見つめて転職に臨みましょう。
働き方・職場は様々ですが
「会社が人を成長させる」という幻想をもってはいませんか?
会社は「あなたを成長させる為の企業」ではありません。
利益のためにあなたに成長の機会を付与しているに過ぎないのです。
利益を優先して手に入れることは出来ませんので
その点はしっかりと理解しておきましょう。
ですが会社は成長に伴って様々な機会や経験を提供してくれています。
どの道を進んだとしても、
目の前の仕事に集中し、成長に繋げていくことが大切です。
双方にとって良い関係になれる職場に出会えることを願っています!