あなたの報連相大丈夫ですか?注意点を見つめ直す

報連相といわれると、するのが当然と思いますよね?
ですが、なかなか出来ていないことが皆さん多いようです。

一言で報連相といっても、
あなたの上司はあなたからの連絡をきちんと理解できているでしょうか?
「対面で伝えたから大丈夫」「メールは送った」で安易に済ませていませんか?

関わる人間が多いほどミスが生まれやすく、重大事案になりかねません。
フランク過ぎる職場であったり、どうしても関わりづらい方がいたりもするでしょう。
自分で解決してしまおうと報告が遅れたりすることもあるあるですよね。

新社会人や転職したての方はもちろん、
曖昧なコミュニケーションになっているとお思いの方も、
今一度見つめ直すべき要点を4つにまとめておりますので
確認してみてはいかがでしょうか。

  • どのような場面、なぜ重要なのか
  • 漏れなく正しく伝えるために出来ること
  • 正しい情報が共有されているか確認しているか
  • 相談出来ないのはなぜか
タップで読みたい記事までジャンプ

どのような場面、なぜ重要なのか

ここでは報連相についての認識を確認します。

  • 報告 事業の経過や進捗、トラブルなどの発生時の伝達
  • 連絡 上司に限らず、関係各所にスケジュールや業務内容を伝えること
  • 相談 進行中の業務に対しての助言を求めたり、必要な備品やミーティングの要請を交渉するなど

簡潔にするとこのような状況が報連相の基本的な場面です。

みなさんはこれまでも仕事に限らず誰かに何かを伝える場面は多々あったと思います。

しかし、重要と分かっていても疎かになってしまうことがあるのはなぜでしょうか?

よくある場面として

  • タスクが溜まり過ぎて機会を逃してしまい、そのまま忘れてしまう
  • これくらいなら報告の必要はないだろう、という曖昧な判断の結果
  • ミスやトラブルの後回し対応の結果、報告出来ていなかった
  • 曖昧な伝達手段の為、伝えた内容に不備があった

こういった事態は物事に追われていると起きてしまいがちです。

しかし、忙しいからと対応策なしでは重大事案になりかねません。

会社はあなたの個人的な事業ではない為

これらのミスをいかに防げるか、緩和できるかが報連相の重要性だと思います。

ここからは忙しい中での連絡漏れを防ぐ解決策を考えていきます。

漏れなく正しく伝えるために出来ること

伝達事項はすぐに手放す

誰かから伝達事項があった時、それを持ったまま作業に入っていませんか?

今行っている作業は重要なものかもしれませんが、簡単な伝達内容であればすぐに手放しましょう。

相手が捕まらなければメモやチャットでも構いません。

今ある情報を忘れないように作業することは効率も悪く、伝達抜けに繋がります。

メモを取る(作る)だけで終わらず、必ず相手が目を通す環境に情報を投げておきましょう。

とにかく報告は速度が重要ですので放置することの無い様に!


進行業務の報告は「上司からの指摘が来るまでに」必ず行いましょう。

仕事が終わっているのか、どのぐらい進んでいるのか。

終わりそうなのか、見通しが立たないのか。

現在の状況は逐一報告して先手を打つようにして手放しましょう。

優先順位や作業速度を考慮する

報連相の際には優先順位を必ず意識しましょう。

あなたがどれだけ作業に追われていたとしても、

タスクが生まれた時は優先順位をすぐに決めましょう。

現在の状況と抱えている作業の進行速度を踏まえて、

この報告はどのタイミングでやるのがベストなのかを考えます。

それに伴って伝達方法を変えなければなりません。

先程お伝えしたように「伝達事項はすぐに手放す」ことが大切です。

対面で明確に伝えるべきか、電話で済むのか、電話できない場合は文面で済ませてもいいのか。

とにかく後回しにしないことが大切です、何らかのアクションを取りましょう。

正しい情報が共有されているか確認しているか

報連相のタイミングについてはお伝えしましたが

情報伝達は正確性も重要です。

どれだけ早く報告していても

情報が間違っていては全く意味がありません。

情報がおかしくなる原因としては

  • 正しく認識していないまま伝える
  • 端折った内容で報告する
  • 聞いたことを横流しで伝える
  • 誰かに頼んだまま経過を確認出来ていない
  • 口頭で複雑な内容を伝えるリスト

このようなことが多いかと思います。

内容が間違ったまま物事が進んでしまうと重大事故になりかねません。

物事は正しく伝えましょう。そのために

  • 報告内容を明確にして、要点から話す
  • 受け取った情報に関しての認識を相手とすり合わせる
  • 複雑な内容は伝えた相手に確認をとる
  • 相手に余裕がない時に伝えない
  • 文面を添えて報告する(間接的な伝達にも有効)

上記のことを意識すれば必ず間違いが減ります。

自分や相手に余裕がなく、簡易的に説明するしかないときでも
このような部分に関してはしっかりと伝えるようにしましょう!
もしくは段階的にでも構わないので必ず伝えきりましょう。

なぜ相談が出来ないのか

相談の重要性、行動できないのはなぜか?

詳細あり

くろまめ

報連相は大事なコミュニケーションですが、
人との距離が近づきすぎると、逆に疎かになってしまったりもします。

相手は本当に理解しているか、説明が雑になっていないか。
言いづらいことを後回しにしたところでどうなるのか。

社会人になって口酸っぱく言われる内容ですが、
時が経つにつれて「察して」に頼ってしまいがちです。

改めて自分の報告の仕方や連絡手段を見つめ直してみませんか?

タップで読みたい記事までジャンプ