皆さんは、新しく何かを始めて習慣化出来ずにやめてしまった経験はありませんか?
最初は成長した後の姿を想像して、やる気に満ち溢れています。
ですが疲れていたり、成果が出ない日が続くと途端にやる気が薄れてそのままやめてしまいがちです。
なぜ挫折してしまうのか。
今回はそんな方が日常の中に取り入れられるように、
習慣を定着させる為の行動計画を紹介させて頂きます。
- 計画的に行動する
- 目的/目標を明確化する
- やるべきことを最小化する
- 1日の時間を見直す(スケジュールを作る)
- 効率化して成果を伸ばす
- 隙間時間を効果的に使う
- 環境を整える
- 体調を整える
計画的に行動する
行動を決めてそれに沿って行動しましょう。
① 目的/目標を明確化する
目指すものはハッキリとさせましょう。
「自由になりたい」「ダイエットする」「高級車が欲しい」などは、まだゴールが明確になっていません。
- どうなればその目標は達成されたといえるのか?
- その目標には何が必要で、どれくらいの期間が必要なのか?
- その目標の背景に本当の欲求があるのではないのか?
- そもそも最優先の課題なのか?
短絡的な行動はモチベーションを維持することが難しく結果に不安が出ます。
【例】として「筋力トレーニング」に着目すれば、筋トレのゴールはどういうものか?
- 体型にコンプレックスがある
- 不健康からの脱却
- これを機に運動習慣を作りたい
簡単な概要がわかったら、もう少し深掘りましょう。
- どんな体型がゴールなのか
- いつまでにどのくらい痩せれば目標が達成されるのか
- あなたの健康の基準はどういった状態か
- 「運動習慣」は週何日、どのくらいの負荷で行うようなものか
習慣化が出来ていない人の特徴のとして
・計画があいまいである
・時間・費用などを細かく理解出来ていない
・モチベーションを保つ為の対策がない
目標を細分化して、結果のためにするべきことを見える化しましょう。
難しい課題や長期化する目標には最大限に解像度を上げて物事に取り組みましょう。
習慣化するには、2回目以降の作業の導入がスムーズであることが大切です。
「まず何をしよう?」これを考えるだけで面倒くさいですよね?
「まずはこれをする、次回はこれ」ということが決まっていれば作業導入への労力が最小限になります。
この「作業導入への労力」への効率意識を持ちましょう。
② やるべき事を最小化する
今度は作業の最小化です。
細分化で作業が簡略化されたからといって、
項目をあれもこれもと増やしてしまっては一つずつ挫折してしまいます。
できれば1時間以内で行える内容にしましょう。
作業内容にもよりますが、
1日ノルマが長時間になるとどうしても面倒になりがちです。
「スケジュールは少ない項目で短時間にすること」
「生活スケジュールにうまく取り入れられる範囲の作業かどうか」を
しっかりと判断して、本当にやり遂げたい目標を選んでプランを立てて下さい。
③ 1日の時間を見直す(時間を作る)
取り入れる内容を精査した後は、1日のスケジュールに組み込んでいきましょう。
大抵「時間が足りない」という問題が出てきます。
時間が作れるよう優先順位を考えてみましょう。
まずは1日の流れを確認して、
スケジュールを見える化して使える時間を数値化してください。
そこから削れる内容を探しましょう。
勤務が不規則な方は、最大労働時間で計算してください。
〈勤務時間・通勤時間・睡眠時間〉
最終的にはこのあたりを削ることになるのではないでしょうか。
しかし、いざ職を変えれる人は少数です。
ですが「時間を作る」ということはそういうことです。
ですので、使う時間を最小化して大きなリスクを取らなくていい事から始めるのがいいでしょう。
睡眠を削ったり、職を変えてまでやるべきことなのかよく考えましょう。
スケジュールが組めたらあとは行動するのみです。
- 1日の作業スケジュールが無理なく組まれている。
- 毎回の作業は明確になっている。
- 内容は最小化されており、低リスクから始めれるものである。
効率化して成果を伸ばす
次は上記で決めたことの効率化に取り組む内容です。
① 隙間時間を効果的に使う
最近はスマートフォンで出来ることが本当に多くなりました。
通勤時間やテイクアウトの待ち時間、
短いものであればレジの待ち時間などでも出来ることがあります。
ここで大事なのが、
「すぐ作業を行える状況を作れている」
「時間が出来たときにやることが決まっている」ということです。
隙間時間では行動が明確化されていないと、
やるべきことを探している間に次のタスクが始まってしまいます。
(直ぐに行動するには準備が必要)
時間に関しても塵も積もれば山となります「隙間時間」を有効活用していきましょう!
② 環境を整える
私は楽器を演奏するのですが、上達の為によく言われることで
楽器を常に「手の届く位置」「すぐ使える状況を作っておく」というものがあります。
スキル・知識を手に入れるということは、
如何にその情報・行動に最短でアクセスできるかが重要になってきます。
勉強では「机や部屋が常に片付いている」
「教科書や筆記用具が、あるべき場所に準備されている」
こうであれば、勉強前に掃除をしたりして余計な時間を過ごさなくてよいのです。
作業前のひと手間は、別の行動への誘惑になります。
常に環境には配慮しておきましょう。
③ 体調を整える
ここでは体調の重要性をお伝えします。
あなたは本来のパフォーマンスで常に生活出来ていますか?
- 日中の頭痛の頻度が多い。
- 睡眠不足で空腹時でも眠い。
- 慢性的な腰痛がある。
劣化した状態でパフォーマンスをいくら上げても「最高の成果」にはなりません。
根本的な原因を解決することで「常に最高の状態」でいれるように、
生活習慣を見直して体調不良を予防しましょう。
今回は目標達成の為の行動計画を整理してみました。
伝えたいのは
「いかに単純明確化して効率的に行うか」ということです。
継続作業はメンタルだけでは厳しいと思います。
コンパクトな状態で生活の中に取り入れていくことが、
目標実現の効率化になるのではないかと思います。