みなさんは今どんな不安と向き合ってますか?
将来の不安、家庭の不安、お金の不安など、人それぞれ何かしら悩みを抱えているのではないでしょうか?
今の自分は「その不安に向き合うための状態」が整えられていますか?
この記事では、「不安に対処していく為にはどのような考え方があるか」
まず、どのようなことを行っていけばいいのか。その過程をお伝えしていきます。
- 未来の自分を描く
- 生活防衛資金を貯める
- 隣の芝生はもう見ない
- 成功体験を作る
- すべて上手くいく人間関係はない
未来の自分を描く
未来の自分の姿は想像できていますか?
具体的な案はなくても、
「これはやりたい」「こんな人間になっていたい」
みたいな願望は誰しもあると思います。
それをまとめて整理する時間をとれていますか?
人の不安は未知から生まれるものです。
曖昧な時間を過ごすのではなく、
「この目標のためにこうするんだ!」という指標を
将来の自分の姿から逆算し行動することで、
「現在の行動が価値のある事である、有意義な時間の過ごし方が出来ている」
このような実感が持てると思います。
ここで得れられた実感が不安を消してくれますので、
自分の思考をまとめて整理することが結果的に
あなたの不安に対する予防策となるのです。
やるべきことを明確化して行動に移していきましょう!
生活防衛資金を貯める
不安の原因には必ずお金の問題があると思います。
ここでは一つの目安として、「一年間の生活防衛資金」を用意しましょう。
【生活防衛資金=月の生活費×12か月】※おおよその目安
半年くらいでは少し不安がありますが
「一年動かなくても何とか生活できる」という状態はかなり安心できます。
社会保障制度もありますので、次の対応策を考える時間はとれるでしょう。
この資金を貯めるまではひたすら頑張りましょう。
たどり着いてしまえば、人生に行動的になれます。
必ず後からボーナスタイムがきますので、なるべく早くたどり着きましょう!
誰かの人生に左右されない
何か不安を抱えていると、他人の豊かさが目に付くことがありますが、
誰かの状況に左右されていてはずっと不安に襲われてしまいます。
今必要なこと、やりたいことは誰かに左右されてもよいことなのでしょうか?
確かに何かと比べての指標は大切かと思いますが
それに振り回されるような生き方は
自分らしく過ごせてはいない状態ではないでしょうか。
あなたはどんな人になりたかったのでしょうか?
どんなことがしたかったのでしょうか?
彼より豊かでいたい、彼女よりお金をもっていたいなど、
本来の目標から逸れていってはいないですか?
世の中の膨大な人間と比べていてはキリがありません。
小さな見栄やプライドは捨てて、あなたが楽しいこと、
やりがいがあることを見つめ直して、自分と向き合っていきましょう!
成功体験を作る
私の中の価値観の変わった瞬間として、
「成功体験を得た」というものがあります。
皆さんも仕事や趣味などで、いつも以上に頑張った経験はありませんか?
私の場合は社会人になってからの経験だったのですが、
「自分で決めた少し難しい目標を達成する」ことを一度経験してしまえば、
なにかに挑戦するときに「どうせ無理かな」といった感情が薄れて、
なぜか「ちゃんとやれば出来るでしょ」という具合に成功のイメージが先行します。
勉強や仕事ではそんなに感じなかったのですが、
自分で「これやるぞ!」と決めて挑戦した成功体験は
不安はあったけど、「あれ?意外と頑張れば出来てしまうもんだな」
「じゃあ、今度はこれも出来そうだな」と
不安を感じにくいまま次への挑戦に向かおうとしてしまいます。
私たちの不安は「未知が原因」だと書きましたが、
このような場面においても、
自分の可能性を低く見積もり過ぎてしまっているので、
可能性の基準をどんどん成功体験によって上げていけば、
日頃起きる不安項目に少しずつ耐性がつくんではないでしょうか。
常に成功体験ばかりを生むわけではありませんが、
いろんな体験をして、人生から未知の不安を減らしていきましょう。
すべて上手くいく人間関係はない
お金と同じくらいの不安として、人間関係の不安があると思います。
皆さんも毎日葛藤しているのではないでしょうか?
しかしこれらから逃れる術はもう、その人間から離れることしかありません。
人はいろんなタイプがいるので、すべての人間を攻略するのは不可能です。
その点はよく理解しておきましょう。
あなたがすべてを抱える必要はありません。
無理なものは無理として片付けてしまいましょう。
あなたの時間は誰にも奪われてはいけません。
しっかりと対話をすることは大事ですが、ある程度までいって
折り合いがつかなければ基本的に第三者無しで解決は不可能です。
相手との接点は最低限にして、あなたの環境を整えましょう。
対話のフィールドに入れない人間は関わる必要はありません。
接点を極力減らすことに力を注ぎましょう。
完璧な準備はありえませんので、どこかで必ず不安は生まれます。
不安を生まないようにする事は無理ですが、
様々な経験をして未知の恐怖への耐性を持つことで、
今後の不安への対処法を積み重ねていけると思います。
付き合い方、過ごし方でも環境を変えることは可能です。
少しずつ乗り越えていきましょう!