歳月を重ねるとだんだんチャレンジする事が億劫になってきませんか?
「もっとこうすればよかった」「あれさえしていればこうではなかった」
そんな思いを抱きながら、結局行動出来ないで時が過ぎていくんですよね。
死に近くなった時、加齢を感じた時。
そんな場面で気づくことも多いですが、若い方も一度真剣に考えてみるべきだと思います。
「やりたいと思うことがまだ出来ていない、やりたいことが分からない」
そんな方に向けて、今からどう行動すればいいか。
これから行動できるようになる為の現状突破の取り組みをお伝えしたいと思います。
- 何がしたいのか本心をさらけだす
- 言い訳の鉄板「お金、時間」は作るもの
- 取り組みやすい環境をつくる
- どんなに下手でも繰り返せば形になる
- 失敗数が価値になる
- 公の舞台に立つ
- 悔しさは成功への確定演出
何がしたいのか本心をさらけだす
「小さい頃の夢だったけど…」「社会人になったらやろう」
きっとあなたにも
「ずっとやりたかったけど、うやむやになってしまっていたこと」
そんなことがあると思います。
人生に停滞した時、そういったことを思い出しませんか?
「弾き語りが出来るようになりたい」
「格闘技に憧れがあった」
「ヨーロッパに行ってみたい」
学生の頃のそんな思いは一歩踏み出せなかったり、
会社や家庭の環境によって挑戦できないまま忘れ去られていくものです。
そして思い出す頃には言い訳の材料がしっかりと出来上がっています。
しかしその言い訳は大抵「失敗に関して」のものばかり。
そして再度挑戦するには年齢や思考があなたを邪魔します。
「この年齢で失敗するのはみじめだ」「やらなくても人生に関係ない」と
チャレンジを避けて歳をとると、より失敗を恐れてしまうのです。
まずはあなたの「やりたいこと」を再認識しましょう。
あなたが後悔しているものは、本当にやるべきことなのか?
「出来たらいいな」くらいで始めても続きません。
「やらずに終わると確実に人生後悔する」と思える内容にしましょう。
それ以外は特別急ぐ必要のない事です。
やりたいことが出来る時間・期間は限られていることが多いです。
時間とお金を無駄にしないように、やるべき事に集中出来るようにしましょう。
言い訳の鉄板「お金、時間」は作るもの
これまであなたが行動出来なかった理由に「時間とお金」があると思います。
最初にその言い訳を無くしましょう。
奨学金の返済であったり子育てだったりで、人生にゆとりが無いこともあったでしょう。
ですが、それが無くなったとしても結局行動できない人はできません。
お金と時間はやらない為の言い訳です。
先進国の日本で、出来ないは本当に支援のいる人だけです。
結局「本当にやりたいこと」でなく「都合よく簡単に出来るならやりたいこと」なのでしょう。
「お金が無い」に対して
・無料のコンテンツは多くある、知識だけでも取得する
・中古やレンタルで費用負担を軽減する
・知り合いから不用品を譲ってもらう
・貯蓄の計画を立てる
・一度に多くの時間を使う必要はない、継続する
・隙間時間で出来ることをする
・仕事を見直す、パートナー・家族の理解を得る
これら以外にも方法はたくさんあると思います。
言い訳の理由を潰していくことで
「本当に挑戦出来る環境ではないのか」理由が分かるのではないでしょうか。
どうしても無理なら今やるべきではないのでそちらに集中するべきです。
優先順位をハッキリさせて出来ることから行動に移していきましょう!
取り組みやすい環境をつくる
時間が作れたら今度は環境を整えましょう。
環境は行動力に大きく関係します。
常に作業がしやすい環境であれば、行動が億劫になってのサボりを抑えられます。
- その場所ではやることが制限される
- 導線が最短である(機材や必要品が直ぐ取れるなど)
- デスクや椅子の高さ、照明にストレスが無い
- 作業に集中できる音楽や、作業手順の効率化が徹底されている
- スマホが視覚にない、通知制限
如何に作業に集中出来るかが勝負です。
大抵やる気が起きないときは「集中モード」に入れていません。
何かあなたの言い訳になる存在が近くにあることが多いです。
意志だけで何かをやり遂げることは難しいので、環境の力を活用しましょう。
作業場から必要のないものを徹底的に排除することから始めて、
いざ始めてしまえば楽しくなる・集中してしまう仕組み作りで
「人間の意志の弱さ」をカバーしましょう。
意思ではなく、仕組み作りが継続力のカギです!
どんなに下手でも繰り返せば形になる
「もっとこうすればよかった」
そんな人が踏み出せない理由の一つに「出来る自信がなかった」があると思います。
そんな方にお伝えしたいのは
「反復で必ずある程度の形になる」ということです。
答えとやり方が分かっていることであれば、
何度繰り返しても出来ないということはありません。
「競争で勝つこと」「誰もやり方を知らない」「病的な理由」
そのようなことでしたら仕方ないとも思えますが、それはまた違う問題です。
人間の身体はとても優秀です。
筋トレなどは分かりやすく、負荷に対応するように身体が発達します。
「手癖」などと言われますが、フレーズは複雑でも反復していれば脳と手が順応していきます。
一般的な趣味程度であれば、
圧倒的な身体能力の差がない限り、出来る事の差はそこまでありません。
コツをつかむスピードに差はあれど、あきらめずに反復し続けられるかが重要なのです。
最初からなんでも出来るような人はいません。
みんな出来ない時期を隠して、
形になってから「自分は出来る人間だ」と表現しているのです。
本当にやりたいなら
「出来るまでチャレンジする時期がある」という事
「反復で必ず形になる」ことを理解しておきましょう。
失敗数が価値になる
何かへの挑戦には失敗がつきものです。
しかし失敗には多くの学びがあり、
どれだけモノに出来るかで今後の行動・思考に大きな差がでます。
では失敗がどうしても怖い時はどんなことに注目すればいいのか。
対策として
- ・情報収集で失敗のパターンを事前にできるだけ多く把握する
- ・最悪のケースへの対応策を用意しておく
- ・逃げ道は3パターン以上用意する
- ・サポートメンバーに頼れるようにする
- ・不安要素は事前に相手と共有しておく
この辺りを用意しておけば、まず失敗しても大事には至りません。
失敗の怖さは未知の不安から生まれます。
すべて計画通りになどいきませんので
いかに柔軟性があるかも大切です。
この柔軟性や対応力を磨くのが「失敗や場数」といった経験です。
この経験が後々大きな力になります。
如何にして大きな失敗をしないか、
重要な案件までに経験を重ねておくかで勝負どころの決定力が変わります。
普段からチャレンジを避けて過ごすというのは
「経験・成長のチャンス」をみすみす捨てていることになります。
ピンチの時に自分の中にどれだけの対応事例や対策があるかで
新しい経験での不安がどんどん緩和されます。
趣味でも仕事でもチャレンジはあなたの人生をよりイージーなものにするのです。
公の舞台に立つ
あなたは公の舞台に立つことに対して、どういったイメージをお持ちですか?
社会人になっても「結婚式のスピーチ」や「会社でのプレゼンテーション」など
度々注目される場面があると思います。
多くの人は「緊張するから嫌だ」とお思いではないでしょうか。
確かにどうしても緊張に勝てない方もいらっしゃるでしょう、
不得意なことに対して真正面からぶつかりたくないのは当然です。
誰でも緊張します、失敗する可能性はあります。
だけどそんな場面はみんな失敗に寛容であったりもします。
【仕事で絶対に失敗できないんだ、だからやめたほうがいい】
では、今後そのようなことは全く任されなくなってもいいんでしょうか?
それはほとんど失敗と変わらないのではないしょうか?
失敗を避けていてはいつまでも現状の自分から変われません。
先程の内容でもありますが
「失敗しても最悪の事態だけは避けながら挑戦していくこと」が大事です。
できれば仕事のように、どうしてもやらなければいけないことより
自ら行う趣味などで挑戦してみることをお勧めします。
「音楽教室内の発表」や「スポーツの試合に参加する」などでもいいですし
今ではライブストリーミングなどでも自己表現できる環境です。
あなたが自ら、なるべく少人数の「一発勝負の場面で緊張に向き合う」ことで、
自己成長を実感できるはずです。
緊張感のある場面は最高のイベントです。
「自分なら出来る」と頑張ってみてください!
悔しさは成功への確定演出
様々な挑戦でどうしても納得いかない内容になってしまったりもします。
「あれだけ準備して結果が出なかった」悔しくてたまらないでしょう。
頭が利口な分、学生の時よりしんどい事かもしれません。
しかしその悔しさは成功への確定演出であり、その経験者は
失敗パターンを知り、他より多くの情報を手に入れます。
何もしてない人は「失敗から逃げてその先を知らない人」でしかないのです。
明確な指標がない為に評価されづらいですが、あなたは行動するべきです。
大抵の人は安全が担保されていないと行動しません。
それに比べあなたは、他より多くの情報を持ち有利な条件下で戦えます。
何度か失敗しても結局「重要な場面」で有利に戦えればいいのです。
人生のターニングポイントでは
「今までどれくらいの場数を踏んできたか」が効いてきます。
どれだけ能力の高い人間でも初めての内容には対応に時間が掛かります。
普通のあなたが勝てるチャンスはその一瞬です。
いざそのチャンスが来たとき、今のあなたは動けますか?
「重要な場面」「今しかない瞬間」で動けるかどうかで勝敗が決まる」
人生が進むにつれ色んな経験をしてきた気がしますが、
「もっといろんな経験が出来たな」とつい思ってしまいます。
みなさんは「食わず嫌い・勝手な判断」で貴重な時間を無駄に過ごしていませんでしたか?
私は20代で経験したかったことが、どんどん繰り下げになってしまいました。
それでも今はひとつずつ着実に経験出来ているなと思います。
皆さんも今しかない貴重な時間を有意義にお過ごしください。