【社会人】上司から信用を得るための大事な価値観5つ

新社会人に限らず、経験が浅いと様々な叱責を受けると思います。
みなさんはそんな環境で会社にうまく順応出来ていますでしょうか?

今回は「入ったばかりだけどやるな」と思っててもらえる為に
必要な考え方と行動の仕方を5つお伝えしようと思います。

在職の方々の価値観・感覚とはどのようなものか、自分の立ち振る舞いは正しいのか。
そんな疑問を見直す内容になればと思います。

  • あなたが持つ責任を自覚する
  • 相手の時間やお金の価値を軽く見ない
  • 他人事の感覚を捨てる
  • 人の悪口やうわさ話を信じ込まない
  • 利益優先で物事を考えない
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あなたが受け持つ役割と責任を自覚する

大きなステージの変化で期待も大きいでしょう。

しかし、新しい環境ではあなたはまだ何もできないと思います。

まずは小さな仕事を任されることになるでしょう。

その小さな仕事に全力で取り組めているでしょうか?

会社に入るとまず行わなければいけないのは

「人間関係の構築による信用作り」です。

何も出来ないあなたをどのように信頼するのか。

あなたを知らない人間に信頼されたいのであれば、

まずは「礼節を守る」「全力で取り組むこと」が大事です。

あなたは入社時は無敵なのです。

無礼や失敗が許される環境にいます。

それはあなたが「ミスをするのは当たり前」だからです。

しかしその裏には条件もあることを自覚しなければなりません。

礼節を軽んじるような振る舞いやミスを放置しているような

状態ではいつまでも信頼は得られません。

むしろ最初の印象でその後の立ち位置があっという間に決まります。

あなたに成長の兆しがないと職場に悪影響があるため、

今度はあなたを排除する動きに変わるでしょう。

それほど初動は大切です。

人間は初対面からの評価を引きずります。

新しい環境下であなたはまず、

任された簡単な作業を誰よりも懸命にこなさなければなりません。

礼節を守り、懸命な姿勢を守ることで

「この人となら仕事を一緒にやっても大丈夫そうだ」

そう思わせることで、信頼は構築されていきます。

友達を作るような感覚で信頼関係を作ろうとはせずに、

上司や先輩に認められるような関係性を目指しましょう。

  • 馴れ馴れしく関係を作りに行くようなコミュニケーションでは信頼は生まれない
  • 全力で取り組むことで相手からの評価を得られるように
  • 初動での印象に要注意

相手の時間を軽く見ない、時間を増やす努力をする

あなたは平気で人の時間を奪っていませんか?

  • 調べなくても教えてもらえば考えずに済む
  • 教えてもらったことが曖昧だけど、なんとなくわかったからオッケー
  • とりあえず今の仕事は終わったから、指示があるまで待とう

適当にやり過ごして責任を被らないようにしようという思惑などで、

考えたり行動をしない行為は人の時間を奪います。

「質問の前に自分なりに考えてみる」
「悪い状況を生まない様に最初から対策をとる」
「待ちの姿勢にならない」

このような姿勢は最低限必要です。

相手が暇で仕方ないなら構わないのですが、

自分の仕事を多く抱えている時に

「少し考えれば答えが出ること」
「大事だといったのにメモを取っていなかった」
「いつまでも報告が無い」

このようなことがあるとイラっときたり、

「そんなことで私の時間を奪わないでくれ!」という感情が生まれても仕方ありません。

相手はあなたのために働いているのではありません。

あなたは教えてもらっている立場であることを忘れずに、

相手の時間を奪わない意識」や、

「どうすれば相手が時間を有効に使えるようになるか」を考えて行動しましょう。

電話に多く出る、情報収集を手伝うなど
簡単な作業でも役に立てる事はたくさんあります。

誰かが必ず評価しています、あなたが出来ることを最大限行いましょう。

他人事の感覚を捨てる

あなたは自分の仕事に責任を持てていますか?

先輩に任せっきりのまま時間を経過させると

「自分でやる気があるのかな?」という印象を持たれてしまいます。

これから全ての仕事を指示してもらえるわけではないので、

一つ一つの仕事を迅速に身に付けて、

自分の裁量で行動出来るようにならなければいけません。

失敗を恐れて自分で行動できない人間はいつまでも信頼を得られませんし、

先輩社員はあなたに成長をしてもらわなければいつまでも業務量が減りません。

あなたは現在責任感を強く持って行動出来ているでしょうか?

ぼんやりした感覚で動くのではなく

「私はこういう考えをもって判断した」

「こう計画していますが、進めてよろしいでしょうか」

このように自分の考えを整理してから質問などは行うようにしましょう。

わからないことをすぐに「どうしますか?」と聞いていては、

ミスがあっても「聞いたから自分が悪いわけではない」と逃げ道ができてしまいます。

わからずに聞いている段階で自分が調査不足、未熟なことを認識しましょう。

自分が行動しないのに人を批判するなどは言語道断です。

あなたが今後会社に貢献できるような社員になりたいのであれば、

他責ではなく「常に原因は自分にある」くらいの意識で物事に取り組んでいきましょう。

人の悪口やうわさ話を信じ込まない

どんな職場でも人のうわさや悪口などはあるものです。

あなたは親しい人が語る内容を全て鵜吞みにしてはいませんか?

悪口やうわさ話は必ず人のバイアスがかかります。

SNSなどよりも身近な人間が話していることで、よりその言葉が真実味を帯びます。

その言葉に対して自分の感覚を保てているでしょうか?

簡単に言うと、相手がどんな立場だろうと

「雰囲気で簡単に発言したりしては危険」だということです。

真実かどうかも怪しい発言に賛同するということは

相手のフィールドに入ってしまうことになり、

そこから抜け出すには相手を裏切る場面が少なくとも発生します。

小さな亀裂を生まない為にも相手の悪口やうわさ話には慎重に返答しましょう。

大切なのは少し距離をとってあなたの意志を伝えることです。

相手の思惑と違う発言をして空気が悪くなるのが嫌であれば、

正面から本音をぶつけずに

「あの人~らしいよ」
→「本当だとしたら~ですね」

「あいつは人の悪口ばっかり言ってるよ」
→「言われないようにように頑張ります」など

相手に全面的に乗っからないようにしましょう。

相手があなたの発言を拡散する可能性も大いにあります。

自分でハッキリ揉め事に対応できるまでは、少し引いた場所から客観的に判断するようにしましょう。

利益優先で物事を考えない

あなたにまだ余裕がないと

相手がいつも得をしているようで、しんどい思いもあるでしょう。

誰も皆自分が一番得をしたいと思っています。

しかし多くの利益を得るためには必ず

損をしなければいけない場面があります。

自分ばかりが得をしようと思っている人間は大きな利益を得られません。

なぜかというと、

みんなそれを感じとってしまうからです。

「こいつは私から利益を奪おうとしている」

「私が困っていても多分助けてくれない」

そんなことを思われたら人間関係など絶対に築けません。

あなたはまず「人の役に立つにはどうするか」を考えるべきです。

相手に利益を与えることで好循環が生まれます。

先に利益をくれたことで安心して相手はあなたの力になろうとします。

こんどはあなたのために利益を優先してくれることでしょう。

これが信頼関係の源です。

この繰り返しであなたの人間関係が構築され、今後の仕事のパートナーとなるのです。

もう一度言いますが、

自分の利益ばかり追わないように、相手に動きが無くても

自ら貰いにいったりしないように注意してください。

相手はあなたに時間を使う価値はありますか?
・先輩はあなたにどうなって欲しいのでしょうか?
・あなたが職場に貢献できることはどんなことがありますか?
・あなたはどんな人を信頼しますか?


人間関係は相手を理解することから。

くろまめ

職歴の長い方でも意識していないと忘れがちになることも多いですが、新しい会社では迷惑ばかりかけることになります。

上記を意識していれば、必ず信用を得られるはずですので
どんな立場であろうと常に心掛けて仕事に臨んでください。

良い信頼関係を築いて仕事に集中出来る環境を作りましょう。

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